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水 -agua-

エルサルバドルの各家庭にはピラと呼ばれる水溜場がある。


DSCN0306.jpg  ←うちのピラはこんな感じ

ピラの横が流し場になっていて、食器を洗うのも洗濯をするのも
全てこのピラの水を使って生活している。

このピラが屋外にある家なんかも結構あり
そういったピラは落ち葉が浮いていたり底に砂が沈殿したり・・・

常に水をはった状態なので、蚊の発生源になったり
ひどい時にはピラの側面にボウフラがいたり・・・


衛生上、正直好ましくないものだと思う


死んだ蛾がいくら浮いていたって
羽アリの大量発生で水面が黒く覆われていたって

それらをすくって使わなければならないのだ。


その水で歯を磨くのは、最初は正直嫌だった


でもそんな水でも大切に使わなければならないのだ。
ピラの存在はエルサルバドルの田舎で生活する上で必須だ。


というのも、うちの地域の場合
朝しか水道から水が出ない。

夜のうちに蛇口を全開にしておくと
朝5時を過ぎたくらいからチョロチョロと水が出始める。

あぁ、水が出始めたからそろそろ起きなくちゃ
と、それは家族にとって目覚まし時計の役割も果たしている

水道の水は大体朝の8時くらいまでしかでないので
その間に蛇口全開のまま溜められるだけピラに水を溜める。


満タンまで溜まればそれで良し
満タンまでいかなければいつもより水の使用を控える

そして翌朝また水道から水が出るまでピラの水を使って過ごす・・・

これがうちの水のサイクルである


しかしこの水のサイクルが滞って早5日。
 断 水 である

ピラの水は底をつき、昨日からついに雨水生活が始まった。
皮肉と言うべきか不幸中の幸いと言うべきか
今は雨季なので雨だけはうんざりするほど降っている

身体を洗うのも食器を洗うのも外のドラム缶に溜めた雨水
洗濯物は日中にママとお姉ちゃんが川へ行って洗う(彼女らはその時に水浴びもする)

トイレに至っては外に穴を掘っただけの簡易トイレだ
一応壁はあるものの、ゴキブリの数が半端ない。
しかも デ カ イ 


以前、停電が4日続いた時もかなり困ったが
(パソコンも携帯も充電切れちゃうし夜は寝るしかすることないし)
人間の生活に必要な水の不足はそれ以上に不便で困ることが多い



停電したら日本ではどうしてるの?
断水したら日本人はどうするの?

  うーん、日本では停電・断水することなんて
  年に数回あるかないかの稀なことなんだ。


そう言った時の、サルバドレーニョの反応はいつも一緒。
目を大きく見開いて「increible(信じられない)」と一言。


日本の色んな日常は、本当に信じられないくらい有難いものなのだと気付かされる。
そしてそれらは、これまでの日本人の勤勉性の賜物なのだということも。


明日こそは水が出ますように・・・
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プロフィール

Aya

Author:Aya
2009年3月大学卒業(地学専攻)

大学卒業をきっかけに青年海外協力隊参加を決意し

2009年9月28日から
中米のエルサルバドルという小国で理数科教師として奮闘しています。

活動は2年間。
たくさんの景色、たくさんの人々、たくさんの問題を
自分の目で見て自分の肌で感じて
でっかく成長して日本へ帰りたいと思います!

エルサルバドルでもブログは更新中!
中米の風を皆さんのもとへお届けします^^

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